パシフィックオーディオ [製品案内-zu-report-04]

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【使用システム】
ユニバーサルプレーヤー：ESOTERIC DV50
プリメインアンプ：mark Levinson No.383L
スピーカー：TANNOY EDINBURGH

私としては、WAXが非常に気に入りました。非常に透明感があり、弦やピアノの音がきれいで、濡れたような艶とはこんな音を言うのかなと思いました。
最初、低音が軽い感じがして、シュタルケルのバッハ・チェロ・ソナタでは当初、物足りなくも感じたのですが、元のケーブルと聞き比べると、実はきちんとそれ以上に出ているのが分かりました。

スピーカーはエジンバラですが、以前はこもったり、ブーミーだった部分がきちんと締まって聞こえ、こちらが誇張されない正しいバランスなのかなと思いました。
デュオ・デ・バッソでは、以前はコントラバスが通奏低音のように漠然と流れている感じだったのが、メリハリを持って、チェロと対等に聞こえてきました。
アウラのカネンスでは、今まで最高域が耳障りでしたが、WAXではスムーズでまろやかに聞こえました。若干、音程が下がったように感じたのは、ノイズ感が取れたためでしょうか？

Saint JULIANは、非常に素直な聞こえ方で、低域の重みはWAXより強く感じました。
高域でも、カネンスのソプラノは、Saint JULIANの方が高く聞こえましたが、ややきつく感じてしまいました。
ただ、バーン・インが足らない影響もあるのかも知れませんが、Waxに比べると音の滑らかさが足らず、若干ざらついたように感じました。

要望としてはスーパーツィーター ST200用に75cm位の製品がほしいのですが、対応は不可能でしょうか？
スーパーツィーターのケーブルは短いほど良いとのことですが、1mのケーブルで代替した場合、現実的に音への影響は無視できますか？
また、その際、上流はバナナ、下流はＹラグといった変則的組み合わせは出来ないでしょうか？

→　ご安心ください。対応可能です。75cmと1mの音への影響は無視できるレベルと思いますが、長さもオーダー可能ですのでご希望に沿って対応が可能です。

問題点としては、おそらく端子に締め付ける際に剥がれたのだと思いますが、Saint JulianのYラグ付近の皮膜についている右を示す赤いマークが見えなくなっており、2本とも左右が分からなくなっていました。WAX同様にスリーブ自体を色分けすべきだと思いました。

→　改善対応済みです。今後仕様変更したモデルになります。貴重なご指摘ありがとうございました。


※青文字はパシフィックオーディオからの回答になります。