OCTAVE(オクターブ)社の設立後、Andreas Hofmann(アンドレアス・ホフマン)は、トランスではなくヘッドアンプによるMC 入力のフォノプリアンプの開発を開始させました。というのも、トランスが浮遊磁場に非常に敏感であると同時に、負荷インピーダンスや増幅率の観点で制限があったからです。真空管回路に基づく単体フォノイコライザーは、アナログ再生においてクオリティを求める音楽愛好家に好まれています。しかし、一般的に信号出力レベルが極端に低い昨今のMC カートリッジを使用する場合には、MC 昇圧トランスを使用して全体のノイズを許容範囲のレベルまで抑えない限りは真空管回路のフォノステージには接続できません。Phono Module は、真空管とソリッドステートデバイスの両方を組み合わせています。ソリッドステート回路を組み込むということは、MC 入力部にとっては最適な選択肢です。真空管のみを用いた場合、受け入れ難い程の高レベルのノイズという結果になってしまいます。低出力MC カートリッジの出力は、オール真空管の入力段にとっては低過ぎるレベルです。最新技術のソリッドステート回路によるMC 入力を活用するために、Octave では新たに真空管の最適信号範囲で操作する真空管RIAA イコライザ段を開発しました。
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